けいこの雑記帳

花や鳥 そして人との出会いに 心ときめきたい 

黒斑山(外輪山縦走)

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朝6時30分、標高2000mの高峰高原・車坂峠は寒いくらいでした。

今日はここから黒斑山を目指します。




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標高2000mのところから歩きだすので、30分もすると視界が開けてきます。
穂高連峰から槍ヶ岳が見えました。






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少し北に目を向けると、鹿島槍などの後立山連峰が。。。



後ろから来る人に道を譲ろうとしました。
見ると長い棒を持っています。
「それ何ですか?」
「金剛杖ですよ」
若い男性はそう言いました。
「どこまで行くんですか?」
「頂上まで登ります」
「・・・?」
私たちは黒斑までですが、頂上とは?
どうやら彼は僧侶。前掛山(浅間山)へ登るようです。






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トーミの頭への登りで、また振り返りました。
佐久平がくっきり見えます。
そして八ヶ岳連峰の奥には南アルプスまで見えました。






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富士山も見えます。






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トーミの頭から黒斑山を臨む。
体調が良ければ歩こうとしている浅間外輪山が続いています。

槍ヶ鞘の方から「ヤッホー~」と子供の声がします。
何度もするので、いちじんさんも返しました。
手を振っているのも見えます。

さっきの僧侶はこの先の草すべりを下っているころでしょうか。





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トーミの頭から。。。





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黒斑山に到着。






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少しだけ休んで蛇骨岳へ向かいます。






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浅間山がぐんぐん近づいてきます。



蛇骨岳で休んでいると、後ろからおじいしゃん、おとうさん、僕の三人がやってきました。
「ヤッホー君ですか?」といちじんさん。
小学4年生といっていた僕は照れくさそうでした。





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浅間の外輪山を歩くのは気分の良いものです。
北側の眼下には嬬恋のキャベ畑が広がっていました。




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そして南側。
富士山がいつまでも見えていました。


親子三代のうちのおじいちゃんが
もう疲れてしまったのでここで戻ろうか、と悩んでいました。
それでもJバンドまで行ってみようということになったようです。




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仙ヶ岳の下は絶壁になっているようです。
のぞきこんだいちじんさん、「キベリがいるよ!」と興奮気味。

私もゆっくり谷の方に目をやりました。





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キベリタテハ





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湯の平から登っていく草すべりが見えます。
親子三代のおじいちゃんと、「あそこを登るのは大変そうですね」と言葉を交わします。

それでも、今日はそれができそうな気がしてきました。






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Jバンドへ下っていく分岐に来ました。
ここまで来れば戻るより先へ進んだほうが楽なようなきがします。
親子三代の人たちは先を行きました。
早目のお昼を食べながら小休止。





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ここからは急な岩場になります。
私たちが休んでいたうちに親子三代の人はもう底のあたりを歩いていました。




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振り返ると岩が覆いかぶさってくるようです。
さっきキベリタテハを覗いて見た仙ヶ岳のあたりでしょうか。





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賽ノ河原まで下ってきました。
前から僧侶がやってきます。
草すべりを下って前掛けを登ってきたそうです。
これからJバンドに向かい私たちと逆コースを行きます。
「草すべりは下りも相当急だったので登りはもっと大変でしょう」
これから向かう私たちを案じているようでした。




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シータテハ
(翼さんから間違いないとのお墨付き)






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湯ノ平は森林の中です。賽の河原も何年かするとこの辺りのように緑が増えてくるのでしょう。





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いよいよ、草すべりを登っていきます。
左の頂きがトーミの頭でしょうか。





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苦しい登りを一歩一歩。
つい、上を見上げてしまいます。
「まだかな・・・」と。





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さっき歩いていた外輪山が見えてきました。





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外輪山から浅間山。
上を見たり、振り返ったり。
今自分がどのあたりを歩いているのは確かめては、また登ります。





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イワインチン
秋に咲く好きな花のひとつです。


「オーイ」
とトーミの頭で叫んでいるひとがいます。
ヤッホー君たちがもう上まで行ったのでしょう。

そのうち「頑張れ!」という声も。
見ると二人が手を振っています。
子供とおじいちゃんかな。
何だか元気が出てきました。


トーミの頭には親子三代さんはいません。
その代わりに賑やかな4人の女性が私たちを迎えてくれました。
まるでピクニックのようなお弁当を広げ、そろそろ帰ろうとしていたようです。
私は甘いお菓子を頂きました。
話をするとさっき「頑張って」と言ってくれたのは、このうちの二人だったのです。
親子三代さんが「この登りがいちばん辛かった」と言っていたそうです。
「今日はどこまで登ってきたのですか」と聞くと、
「ここまでなんですよ」と。

いろんな登り方があっていいのです。
若者のように前掛山まで行く人もいたり。。。

しばらくして、黒斑から僧侶さんが下りてきました。
「いや~、Jバンドも手ごわかったですね」
そしてここでは休憩せずにそのまま下っていきました。



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トーミの頭から槍ヶ鞘まで戻ってきました。
浅間山の見おさめです。


雷もなく、穏やかな一日でした。






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アサギマダラ





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クジャクチョウ





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外輪山のイラスト
masaさんが描いたものをお借りしました。

masaさんのサイト

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コメント

けいこさん、おはようございます。仄々とした素敵な山旅でしたね。
キツイ登りも、見知らぬ人々の励ましや、会話があると、それもまた楽しい思い出になりますよね。

キベリタテハやアサギマダラ、素敵に撮れていますね。
草すべりやJバンド、トミーの頭、いつも魅力的なネーミングに魅かれます。
緑がいっぱいの外輪山歩きのお写真を見ていると、気持ち良さそうですね~♪素敵な写真を見せていただきました、ありがとう(^^)
sizuku|2013年08月29日
黒斑山、今夏は予定してましたが持病が長引いてしまって
断念です。昨年の高峰山が良かったので、久々の黒斑山も
期待していたのに残念です。
いいですねぇ、絶景です。けいこさんの画像で登った気分
になりましょう。チョウたちも素敵に撮れてますよ。特に
キベリタテハは雰囲気が伝わってくる画像で、こういうの
見ると昆虫少年だった頃の興奮が湧きあがってきますね。
「?」のチョウは、シータテハでバッチリですよ。
翼|2013年08月29日
翼さん、お久しぶりです。
この高峰高原あたりは身近で一番好きな場所です。
行き先に悩むときは、「困ったときの高峰頼み!」
高峰山、黒斑山、水ノ塔山、篭ノ塔山・・・
どれも標高2000mから登れるので手軽ですね。
ただし、今回のJバンドはちょっと気合いを入れないとだめですが。
チョウは「?」を消しておきますね。ありがとうございます。
けいこ|2013年08月30日
sizukuさん、いつもありがとうございます。
今回の山歩きでは出会った人こそ少なかったですが、みな心に残る何かがありました。
ほんとに、草すべりとかトーミの頭とか物語に出てきそうな名前ですね。
ここへ行くことになったきっかけは、長野県の作家南木佳士の「草すべり」を読んだいちじんさんの案です。
この日は3回目です。春にはユキワリソウが目を楽しませてくれます。
けいこ|2013年08月30日
こんにちは
黒斑縦走は楽しいコースですね。
車坂峠から、黒斑縦走をして、Jバンドから浅間山を越えて峰の茶屋は、わたしの好きなコースでした。四季を通じた何度も辿りました。
もう、黒斑縦走もきついです。
南木佳士さんの「草すべり」の「草すべり」コースの描写は的確ですね。
この本のカバー写真はわたしの写真です。
「草すべり」最上部からのものですが、本当の写真はもっと明るいのですが・・・
「草すべり」に載っていた、バカ尾根は、前から歩いてみたかったのですが、この本のおかげで、一人のんびりと下りました。
わたしの足では、最終バスに間に合わず、パルコールのゴルフ場は日が暮れていました。中軽井沢から、タクシーを呼んで帰ったのを懐かしく思い出しました。
また、黒斑においでください。
オコジョ|2013年09月02日
オコジョさんへ
黒斑は何度行っても、楽しい山ですね。
「草すべり」の表紙の写真はオコジョさんが撮られたものだったのですね。
抜擢されたいきさつもいつか教えてください。
南木佳士さんは今でこそ長野県民ですが、生まれは群馬とあって親しみがわきます。
「草すべりコース」を歩くの滅多にありません。
朝4時起きし、気合いを入れて出かけないと私の心臓では無理だからです。
毎年体力は衰えるばかりで、維持するのが精いっぱい。
それでも今だからできることを楽しんでいきたいです。
けいこ|2013年09月03日
おはようございます。
いちじんさんには、一度見ていただいているのですが、下記の記事に、採用の内容があります。

時期的には8月下旬、今回のけいこさんの歩いたころと同じ時期の撮影です。
この日は車坂峠から黒斑を昇って草すべりから浅間山荘に下り、チェリーパークラインの浅間登山口まであるいています。

草すべりで、ベニヒカゲ会わなかったでしょうか。この時期はたくさんいるころなのですが・・・

http://shinshu.fm/MHz/90.97/archives/0000245720.html

http://shinshu.fm/MHz/90.97/archives/0000245835.html
オコジョ|2013年09月03日
オコジョさんへ
表紙の写真がどのようにして掲載されたかよく分かりました。
ありがとうございます。
ブログの記事や写真が誰かの目に留まり、そこから何かが生まれる。
ネットの社会ではは想像もつかないような出会いがありますね。
ひと昔前では考えられないことが。

ベニヒカゲは草すべりを登り始める草原でたくさん見ました。
人懐こくて私の指に止まってくれました。
池の平にもたくさんいますよね。
けいこ|2013年09月04日
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since 2012.10

登りはまるでカメ
それでもいつかは山頂へ

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