桧沢岳1133m
2013/04/27|Category:西上州
桧沢岳西峰からの展望
アカヤシオを求めて再び西上州の山へ
この山に登るのは始めてですが、地図とガイドブックがあれば、何の問題もないと思っていました。
ところが、登山口がなかなか見つからず、歩き始めても登山道が不明・・・
こんなに迷った山登りは始めてでした。
登山口から林道を歩き出し、ここの分岐で左に折れて橋を渡ったところです。
コースは右回り。またここへ戻ってきます。
この辺りまで人家があり、手入れのいき届いた木々がたくさんあります。
そしてコジュケイの親子が目の前の道を横断。
のんびりと歩いていました。
ところが、この先に登山道がありません。
少し戻って右に曲がる道を見つけ、そこを登ることにしました。
桃の木でシジュウカラにメジロが囀っています。
この先、ガイドブックにある「最後の民家」がありました。
玄関先を右に折れましたが、道は途中で終わり。間違ったかな、と思い引き返しました。
下りながら登山口を探しましたが見つかりません。
とうとう橋を渡った分岐のところまで戻ってしまいました。
結局、この「最後の民家」の玄関先を左に行くことに。
この家は廃屋になっていましたが、まさか民家の庭先を行くとは思わなかったのです。
フモトスミレ
アカヤシオがちらほら
後から来た埼玉の二人連れに追い越されました。
このコルをまず左に登り西峰へ。
今年のアカヤシオは蕾が膨らんできたころ、寒さが厳しくなり降雪もありました。
涸れてしまっているのが目立ちます。
浅間山
(photo by itijin)
西峰の南側は絶壁の上にあるようで、のぞきこむと背筋がゾクゾクしてきました。
再びコルに戻り本峰へ。
山頂からの眺めはあまりありません。
きっとアカヤシオが咲き乱れるのでしょう。
ここで早めの昼食。
最近の定番は、おにぎり、きゅうりと大根のぬか漬け、そしてオレンジ。
ダイエット中の私たちにはこれで充分です。
山頂には祠があり、その先に道は続きます。
そこは急な斜面で慎重に下ってゆきました。
見晴らしの良いところはここまで。
だんだん緑豊かになってゆきます。
沢に出ると、そそそろ登山口でしょう。
こんなところにはスギタニルリシジミがいそうです。
注意深く見ながら歩きました。
フデリンドウ
ニリンソウ
これもニリンソウ
こんな異変が現れることもあるそうです。
最後にいました。
スギタニルリシジミです。
20頭くらいが舞っていました。
翅を広げてくれるのを待っていましたが、そうは簡単にいきません。
沢から林道に出て今登ってきた桧沢岳を振り返りました。
終始急坂が続く山でした。
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